2017年01月25日

幸せな日


2017/1/23 長島瑛子 喜寿プラスコンサート 
    (日暮里サニーホール コンサートサロン)
出演してまいりました!
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このコンサート、たびたびこちらのブログでもお伝えしている長島さんご家族のコンサート。
そして、今回はお母様の喜寿をお祝いするコンサートでした。
本当に素晴らしい歌に満員のお客様も盛り上がり、とても温かい素敵なコンサートとなりました。

お母様の瑛子様が、「28年ぶりに歌いました」とおっしゃっていましたが、やはり長いこときちんと声楽を学んでいらしたので、きれいなお声で、声量も豊かに、温かなお声での歌をお届けになっていました。
演奏は「さらばナポリ」「小さな空」「薔薇(トスティ)」「いまひとたび(トスティ)」
合わせを何度かさせていただきましたが、必ず毎回上達なさっていて、工夫やお気持ちを込めた個所が増え、私はびっくりでした。1曲ずつ丁寧に向き合う、これはとても大切で貴重なことと改めて思いました。

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実奈さん
毎回とてもしっかりと準備なさり、素晴らしい歌を歌っています。
今回は「マイフェアレディより、君の住む街角〜踊りあかそう」「ねむの木の子守歌」「蘇州夜曲」をソロで。
この君の住む街角は、以前ジャズでよく聞きしっていましたが、実奈さんが歌うととても素敵でいつまでも耳に残り、私はつい口ずさんでいました。

ねむの木の子守歌や蘇州夜曲もすごいテクニックなのですが、なんともいえず心地よい歌に。
実奈さんの歌は、お人柄というかとてもかわいくそして温かいのです。
しっとりした歌やリズミカルな曲、どんなものでもお手の物のように歌う実奈さん。
毎回必ず新しい曲にチャレンジし、しっかり歌い切りレパートリーにしていく。
陰ではどれだけ努力してるのだろうと思います。

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そして麻衣子さん
みなさん、麻衣子さんのコロラトゥーラはすごいですよ〜
今回もモーツァルト「あなたは忠実な心の持ち主」を歌いましたが
テクニックのすごさにピアノを弾きつつ舌を巻いていました・・。
この曲は、トニック→ドミナントの連続ですっきりしていて、
そしてメロディーも美しくて大好きな曲です。
また、歌詞の内容を反映して緩急があり、まるでジェットコースター。
それを見事に歌い切りました。
それから日本歌曲も、お客様がしーーーん聞き入っていてくださり、なんとも素敵な瞬間でした。


このご家族の日本歌曲は皆さん豊かな表現力ですが、編集者でいらっしゃるお母様瑛子さんの、言葉に対する理解やこだわりも大きな効果となっているように感じます。

そして潤さん
最近はギターでの弾き語りが多くなり、伴奏者としてはご一緒させていただく機会が少なくなってさみしく思っていましたが、やはりこうやって演奏させてもらうと刺激をたくさん受ける方です。
今回は、「落葉松」「泣かないお前」「ああ愛する人の」でした。
どれも潤さんの十八番といえるものですが、「ああ愛する人の」はとても勉強になりました。
長いフレーズを、いかに歌い切るか・・。

ピアノはポーーーンと音を出したら、それ以降は何もできないように思いますが
実は歌と同じで、フレーズや音が放物線を描くように着地することを想像したり、目で追い耳で追うことで、表現が違ってくると思っています。
そんなことを教えてくれたのが潤さんです。
今回の3曲からもたくさんのことを受け取りました。

それにしても、潤さんのカンツォーネはいいです。会場も大盛り上がりになります。
もっと歌ってほしいのですが、なかなか聞く機会がないのが残念。これから期待してますよ〜

このようにご家族皆さんが仲良しで、お母様を大切にしながらそれぞれが切磋琢磨し頑張って歩いていらっしゃる。
そのようなステージで、伴奏させていただく機会をいただき、この日はいつも以上に幸せで満たされた日となりました。

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そして自分の演奏はといえば・・・
年末年始にかけ、夫の両親ことや私の母の入院などで、あたふたしていたせいか、
この本番当日朝はかなり不安になりました。
でも、ふと思ったのです。

「ずっと自分のぎりぎりのところまで頑張ってきた。だから大丈夫。もし何かあっても納得できる」
そう思えてふっと落ち着いたのです。
歌詞は調べた、音源も聞いたり自分の演奏も聞いて反省したり考えたりした。準備は出来たのだ。
あとはお腹の支え、バスの音の響きを保つ、そして集中。
これで頑張れる・・・。

とはいえ、やはり本番は緊張しまくり・・・
生徒さんにも時折伝えますが、「緊張するからこそ、失敗したくないからこそ上達する」
「だからとことん準備しなければいけないし、やったことは必ず反映される」
このことを肝に銘じ、自分を律していかなければ・・・。
これは、ずっとこれからの課題であり、大事なこと。
この日も様々のことを学び、大切なものをいっぱいいただいた日となりました。
そして、お客様の温かい拍手や励ましや嬉しいお言葉をたくさんいただいて、大きな喜びもいただいてきました。



このコンサートでは「愛しまつる飼い主」で始まり「ああ、感謝せん」のアンコール。
これまでの自分の道のりを思い起こし
たえず神様が導きお守りくださっていたことを感じ
クリスチャンとしても、心から感謝の気持ちいっぱいになって演奏していました。

このご家族との出会いによって、演奏の場や学びの時を与えられ
そして、私がクリスチャンとして歩む道を支えられ後押ししていただきました。
このご家族、とりわけお母様がいらっしゃらなければ、今の私はいなかったといえます。

本当にありがとうございました。
そして、これからもよろしくお願いいたします。

今年最初のステージ。
こんなにも素敵で幸せな時であったこと、心から感謝でいっぱいです。
皆様ありがとうございました。
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おまけ
今まで本番中にお話ししたことはないのですが、この日は急にマイクを向けられました・・・。
この日いちばんドキドキだったかもしれません
このたくらみは、潤さんですね
その模様を長島潤さんが控室のモニターで撮影してました・・。IMG_9975.JPG
posted by ころちゃん at 15:59| Comment(0) | 演奏活動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月23日

発表会

2016年度発表会

日時:12月18日(日)
会場:スペースDo(新大久保)

無事発表会終わりました

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musicafigaroは、一人ひとりに向き合う時間をしっかりとることを大切にしているため、
生徒数はそれほど多くありません。
その生徒の心を見つめ、本当にやりたいことや思っていることを見逃したくない
そして、それぞれに責任があることを思うと、小さなお教室で精いっぱいなのです。

ということプラス、他のお教室の生徒さんや先生との触れ合いも大切にしているので
発表会は3.4人の先生との合同です。

musicafigaro以外の生徒さんには、1年に一度しか会えませんが、やはりそれぞれの成長を見つけ
とても嬉しくもあり、大きな刺激もうけます。

今年もその発表会が開かれ、皆さんの成長に大きな喜びをいただきました。
直前までうまくいかず、パニックになっていた生徒
弾きたい曲が大曲でありながら頑張って2曲弾き切った生徒
とても緊張してしまって人前で弾くことが大変だったけれど、乗り越えた生徒
自分の実力よりも数段上の選曲でも、根を上げず頑張った生徒
などなど・・・・

皆さん本当に頑張りました。
生徒さんたちと集合写真を撮りながら、この子たちと歩めることのありがたさと嬉しさをひしひしと感じていました。

発表会が終わって、それぞれのレッスンが再開していますが
すっかり成長し自信を持った子
合唱コンクールの伴奏を引き受けてきた子
レッスンに来るなり、とにかくピアノを弾くようになった子・・・
大きな変化を感じます。
この仕事をやっていて良かったと心から感じています。
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毎日レッスンの前に、この看板をかけながらお教室の大切さをかみしめていますが
もっともっと大切になりました。

みんなありがとう。
君たちがいることで、先生はまた大きな幸せと宝物をいただきました。

最後になりましたが、応援しご協力くださいましたご家庭の皆様
本当にありがとうございました。
これからもさらに生徒さんの成長と心を大切にし、ともに歩んでいきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。


posted by ころちゃん at 00:16| Comment(0) | お教室の様子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月10日

歌詞とピアノ

今、フランス歌曲の伴奏をしています。おっと!
師匠曰く、伴奏と言ってはいけない
共演だ。

そう、歌にも音楽があるように、ピアノの部分にも音楽があり、ことさら声楽曲には歌詞があるので、歌詞の意味や情景、心理などが表現されているのです。寄り添うという、伴奏の面も大事なのだけど、表現をともに追求することで、音楽の世界を一緒に作り出すのです。

さて、前置きが長くなりました。
今の曲の歌詞です。
フランス語です。
難しいです。

辞書を片手にあーでもない、こーでもない、と意味を調べ、その歌の状況を想像していきます。

しかし、難しい曲で、なかなかわからない。どうやら、大切な馬が死んでしまったらしい。だから、こんな悲しい音なのかぁ・・ぐらいがやっと。

ところが!!
歌の方にお願いして、訳をいただいたら、まるで違うではないか!
「大切な彼女が修道院に入る。その前に会いに行かないと、彼女が死んでしまう。だから馬よ走れ!」
というものだった。

そして、「頑張って馬も走ったけど、間に合わなくて、彼女が亡くなり弔いの鐘が聞こえてくる」だった。

ええ〜!!!
ならば、まるで音楽が変わってくるではないか。彼女が亡くなったのなら、ピアノでどんな風に悲しみを表すのか。弔いの鐘の音はどんななのか。

つい外国語の歌詞は、カタカナをふって読み、それで終わりがちだけど、やはりキチンと調べて、しっかり裏付けがないといけないのね。


posted by ころちゃん at 22:22| Comment(0) | 音楽のために | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする